引越し先は吉方位？凶方位の場合の開運対策は？
引っ越しする方角によって運気が上がればラッキーですね。
しかし、風水師や気学を学んでいる人ではない限り、引越し先の方位が良いのか悪いのかわかる人は少ないでしょう。
風水でいう吉・凶方位というのは、人によって違います。
また同じ人でも、その年によっても違いますし月や日によっても違うのです。
その他にも、全ての人が今住んでいる場所から引越しをすると良くない方位というのも年ごとにあります。
そう考えると風水では全ての家族にとって必ず良い方位はないことがわかりますので少し気が楽になるでしょうか。
それでも、できれば凶方位を避けて吉方位へ引っ越しをしたいと思いますし、引越しによって開運できたら嬉しいですよね。
簡単に方位を割り出して、引越しに活かす方法をご紹介しましょう。
まずは引越し先の方位（今住んでいる家からの）を知ること
風水で言うところの「東」「西」「南」「北」と、「北東」「南東」「南西」「北西」は同じ角度で割り振られません。これは家の中の方位を計るときも同様です。
風水の方位線は、まず磁石で北を図り南北の線を地図上に引き、それと直角に東西の線を引きます。
「東」「西」「南」「北」を指すのはその線を中心に30度の角度です。したがって、残りの「北東」「南東」「南西」「北西」は60度ずつとなり、広くなります。
引越しで気になる方位は今住んでいる自宅を中心にこの方位線を描いて調べる必要があります。それには、こちらの「あちこち方位」さんのサイトが便利ですよ。
自宅をセットすると風水の方位線を描いてくれます。
これなら近くでも遠方でも簡単に引越し先の方位がわかりますね。
凶方位である「三大凶殺」も確認する
引越しで良くない凶方位とされるのが「三大凶殺」と呼ばれる「五黄殺」「暗険殺」「歳破」です。この「三大凶殺」は毎年変わります。
「開運福来るinfo」さんのサイトで2025年までの「三大凶殺」がわかりますよ。
さて、引越し先が決まっていて、方位を調べたところ「三大凶殺」になっているという場合はちょっと不安になってしまうでしょう。
お金や時間に余裕のある方は「方違え」と言って、引越し先に行く前に別の方向へ行って一泊し、そこから引越し先へ向かえば凶方位ではなくなるという方法を取ると良いでしょう。しかし、殆どの人はそこまで風水を気にしていられないのではないでしょうか。
引越し先が凶方位だった場合の簡単開運方法
宿泊しない方違えを行う
一泊しなくてもいいから引越しトラックも自分達もまずは、ちょっとだけ違う方向へ向かってから出発してみましょう。
「あちこち方位」さんのサイトで方位線を引くとわかることですが、方位は極めて近い範囲でも東西南北やそれ以外の方位を分けていますね。
ですので、家を出発して幹線道路に出るまでにはいろいろな方位に向かうことになります。
ということは、自然と「方違え」になっているということです。
それで納得のいく人は「大丈夫。国道○○へ向かう道は凶方位へ向いていない」と思って安心できればそれでOKです。
それでは気になるという人は、わざと一度引越し先とは違う方向へ向かってから、その後引越し先へ向かえば安心できるでしょう。
方位除けのお祓いをしてもらう
今住んでいる家の近くで普段お世話になっている神社、例えば初詣に行く神社などに「引越しの方位が良くないので」と言って祈祷してもらいましょう。
神社によって奉納額は違いますが数千円でご祈祷してもらえ、お守りやお札をいただけますから安心して引越しすることができますよ。
とくに方位を計らなくても、引越しの前に安全祈願として祈祷してもらうというのも良いでしょう。
粗塩やお酒で清める
厄を落として清めることができる粗塩と日本酒を用意しておきましょう。
方位にかかわらず、引越し先をまず清めることにも使えます。
半紙に包んで梱包するときに入れたり、引越し先についたら部屋の四隅や玄関に置いたり様々に使えますし、特別な知識がなくてもその場所をお祓いすることができます。
到着した引越し先では「祓いたまえ、清めたまえ」と言いながら塩やお酒を少しずつ撒いて建物の外周を一周すると良いですよ。
柏手を打って邪気を祓う
神社で参拝するとき、二礼した後に大きく柏手を二回打ちますね。
この柏手の音には邪気を祓う効果があります。
引越し先に着いてからになりますが、部屋の窓をすべて開けて、すべての方位（八方位）に向かって柏手を打ちます。
場所はどこでも大丈夫ですし、柏手の音がたくさんするほど邪気は祓えますので家族全員で楽しみながらやってみてください。
まとめ
風水で良くないとされる方位への引越しは気になる人も気にならない人もいます。 気になるならそのままにせず、自分にできる簡単開運アクションでスッキリした気持ちになることが大切です。
風水には矛盾があって信じられないという人もいるでしょうが、実際に風水に適ったことをすることで開運している人はたくさんいますし、経営者や政治家でも風水を気にする人は多いようです。
悪いことばかり気にするのではなく、ちょっとした開運方法を実行して安心すること、開運アクションを楽しむことが風水で開運するコツのようです。
