引越し前後にすると良い6つの風水アクション
引越しは旧居から新居へ住む場所が変わることですから、人生の中では大きな行事です。それと同じように、風水で見ても住む場所が変わるということはその人にとっての大きな変化、つまり運気が変わる時と捉えます。
引越しをすることで運気が変わるというと、信じる人も信じない人もいることでしょう。
風水を否定的に見る人はおそらく、占い師に悪いことを言われるような気持ちになるからではないでしょうか。
具体的に言うと、風水では引越しの時に、旧居を掃除し、新居を浄化することで開運すると考えるのです。また、忙しく疲労もたまりイライラしがちな引越し期間を心穏やかに過ごす、これまでの生活に感謝を忘れないといった心の持ち方も立派な風水だと言えます。
このように実際の風水は、悪いことを予測するのではなく、どのようにそれを避けて開運していくかという楽しいものです。
ここでは新居を浄化する方法など、引越しで開運に向かうための楽しい開運アクションをご紹介していきます。
旧居の掃除〜これまで住んできた場所への感謝
「立つ鳥跡を濁さず」と言いますが、引越しの場合も同様です。これまで住んでいた旧居やその土地への感謝を表すなら、風水的には掃除がもっとも有効です。
最近では賃貸物件には専門のハウスクリーニング業者が入りますから、引越しの後ホコリだらけの旧居の部屋を掃除せずにそのまま放置する人も多いのです。
合理的な考えならそれで良いかも知れませんが風水的に言えば開運にはつながりません。ほうきとちりとり、ぞうきん程度は最後まで残しておき、キレイにしてから引越しをしましょう。
最後に部屋を出るときには、玄関先から部屋の中へ向かって「これまでお世話になりました。ありがとう」と感謝の気持ちを口に出すことも忘れずに。
引越しの間は穏やかにするという約束を
旧居から新居へと住居が変わる引越しの間は、運気がとても不安定です。
イライラしたりケンカしたりせずに穏やかな気持ちで過ごしましょう。
家族の引越しの場合はみんなで約束しておくと良いですね。兄弟喧嘩が始まりそうになったら両親が、両親がケンカしそうなら子ども達がお互いに優しく注意し合うと良いでしょう。
「これから引越しの間はケンカしないで、笑顔で楽しもうね」といった楽しい約束は、子ども達は大好きです。ついつい約束を破りそうになってもお互いに許してご機嫌を取り戻すということまで説明しておくと良いでしょう。
ひとり暮らしの場合でも、移動中のちょっとした出来事や引越し業者の対応に不満を抱いてイライラすることは意識してやめるように、できる限り穏やかな気持ちでいることを心がけてください。
光で新居を浄化します
新居には引越しトラックより先に到着しているはずです。
部屋に入ったら窓を開けて換気しましょう。
晴れていて明るい日なら是非やってもらいたいのが光で部屋を浄化することです。
小さな手鏡など光を反射するものを持って光の当たっている場所へ行き、太陽の光を反射させて室内を照らします。
太陽の光は風水で言う「陽」にあたり、室内の邪気を追い出してくれます。
チラチラと光を動かして新居の室内を浄化してみましょう。
子どもがいれば退屈しのぎにピッタリの楽しい遊びになりますよ。
粗塩で新居を浄化します
トラックを待つ間に、新居を粗塩で清めましょう。
これは天候にかかわらずできるお祓いになります。
引越し前に間取り図に方位を割り出して描いてある場合は、鬼門に当たる「北東」と裏鬼門に当たる「南西」に半紙やティッシュペーパーなどの白い紙を敷いて「盛り塩」をします。
まだ何も荷物がない部屋ではどこにでも盛り塩ができますから、「鬼門」「裏鬼門」を清めるチャンスです。その後、幸運の入口である玄関、家族の健康を担うキッチン、常に清めておきたいトイレ、お風呂にも盛り塩を。
それぞれ、新居に荷物が運び込まれる前には浄化を終えて片付けます。
塩はトイレならトイレに流し、キッチンやお風呂もそれぞれの排水溝へ流します。
方位を割り出していない場合は玄関、キッチン、トイレ、お風呂、リビングなど長く過ごす部屋の四隅に置きましょう。
盛り塩の量は、10g(カレースプーン1杯くらい)の粗塩を山高に置きます。
トラックの到着までに時間のないスケジュールの場合は、半紙に10gくらいの粗塩を包んで用意しておきます。さっと置けるので【浄化といっても】時間がかかりませんよ。
煙で新居を浄化します
煙にも浄化の作用があります。
お線香やお香を焚くことで空間の邪気を追い出すことができます。
自分が持つ荷物の中に粗塩と一緒にお線香も入れておくと良いですね。
お香は火を使いますから充分に注意しておこなってください。
新居でのオススメは、キッチンのシンクの中で火をつけておくという方法です。
小さなガラス瓶を用意しておいてシンクの中で瓶にお線香を立てるか、シンクに粗塩を山高に盛ってそこにお線香を立てます。
小さな子どもには手が届かないので火を使っても危なくないですし、灰になったお香をそのまま水で洗い流すことができるので引越しの忙しいときには便利な浄化方法ですよ。